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UE900 レビュー(2) & リケーブル!

前回「至高の一品か究極の駄作か… Ultimate Ears UE900 レビュー」と、UEファンからぶん殴られそうなタイトルでUE900のファーストインパクトを紹介しました。

それからエージング音源を使い「慣らし」を終えたUE900について再レビューしたいと思います。

まず前回のレビューでも紹介しましたが、UE900の購入には二の足を踏んでいました。
「何で?」と言うと、「UE Triple fi.10」っぽくないと言うことでしたね。
「UE Triple fi.10」と言うイヤホンは高域から低域までバランス良く、しかもそのキャラクターとしての音のメリハリ、元気良さ、圧倒的な臨場感というのがウリですから。

その「後継機種」としての「UE900」ですから当然求めるところは”そこ”なのです。
ですが、良くも悪くも「UE900」はその期待を裏切ってくれました。

前回のレビューでは、そんな「UE Triple fi.10」と「SHURE SE535」と音質やら比べてみたわけで。

今回は比べません。はい。
「UE900」を「UE900」としてレビューしましょw

まずスペックですが…以下のようなものです。
・インイヤー(カナル)型
・重さ19g
・バランスド アーマチュア クアッドドライバ
・周波数特性 20-20kHz
・遮音性 26dB

気になるのはバランスド アーマチュアドライバ。
「UE900」ではクアッドドライバ(片方4つのドライバ)で構成されています。
この4つのドライバ、高音域用に1つ、中音域用に1つ、低音域用に2つとなっています。
さらにドライバを裏でコントロールするネットワークはカスタムIEMで使用されているものを使っているとの事。
やはり「UE900」を語る上でこれは外せない要素。
UE900_LUNE_Recable

4つものドライバをコントロールするカスタムIEMで使用していたネットワークの音の解像度は半端ありません。
これは本当に時間をかけてじっくりと造られたなぁって思います。
UEの市販最高峰モデル、完璧なほどの音の解像度とバランス。カスタムIEMそのもの。
(それがこのお値段で手にできるとは…)

これこそが、「UE900」、本当に素晴らしいイヤホンです♪

ここから(本当の)私感です。

まず、「UE900」というイヤホンの特性ですが、前回記載した内容をひっくり返して訂正します。
これは低音不足なモニタータイプのイヤホンではありません。え?

長時間使ってみて気がついたのですが、このイヤホンはリスニングタイプのイヤホンです。
モニタータイプと言うと、前回比較した「SHURE SE535」に代表されるように基本的に音質はフラットで原音忠実ですが、「UE900」は決してフラット、原音忠実ではありません。
それは、「音の広がり」が違うからです。モニタータイプは音を忠実に再現するために「音の広がり」は小さいはず。「UE900」はコンサートホールに居るかのような音の広がりを持っています。空間作りがハンパでないっ。
音の要素として空間作りと相反する定位感もしっかりしています(どういうでしょ?)。

で…でですね、多くの方が感じている「低音不足」なんですが、確かに据え置きの音響機器を使うとフラット気味に聞こえるかもしれません。でもちょっと待って下さい。このイヤホンはヘッドホンではなくイヤホンです。しかも室内用途ではなく、室外での使用が前提です。と、言うことは使用するプレーヤーもポータブルであること、ですよね。

そう、iPodやWalkmanなどのポータブルプレーヤーなんかです。
ではそういった”出力の小さい(アンプとして力不足)”なプレーヤーで聴いてみましょ。
高音不足(音が粗い)、低音過多(輪郭がボヤけすぎ)…え?

前記の通り、最初に聴いた体験をひっくり返されてますw
(こんな風に感じる人いるのかなぁ。)

私は外出時、iPhoneがメインです。
iPhone直付けできくとそう聞こえるんです。
(勿論、ポタアンを使うこともありますが)

このひっくり返された原因…例によって「UEの純正ケーブルの品質の悪さ」にありそう。ホント?
何せ、発売当初ケーブルに問題があって他社製ケーブルを付けるくらいな…(しっかりしてよ)。
ん?…ケーブル…またか(僕がねw)

人によってはケーブルなんぞで音は変わらんとか…。

じゃん(唐突w)! Null Audio "Lune"!!
UE900_LUNE_Recable

ケーブルは布製皮膜で覆われています。

さらに、ドイツViaBlue社製のコネクタ(かっちょいい−!このプラグだけで¥1,500)
UE900_LUNE_Recable

さっそく、UE900をリケーブル!w
UE900_LUNE_Recable

このケーブルは銀線です。どちらかというと中音域〜高音域の底上げ、煌びやかな高音、はっきりした音の輪郭に特性があります。そう、UE900一式純正で聴いたときの低音域のボアつき、ドライバ的にもっと高音域イケるだろと思っていたところにピッタリ。さらに粒子が細かく、しっかりした音になりました。反面、広がりは抑えられます。面白いのは定位性はしっかりしたまま。

UE Triple fi.10では"Lune"では個性が無くなりますが、UE900では個性を作ってくれます。
ん?違うかな。個性を引き出してくれます。素晴らしい!
アンプに繋いで聴いてみましたが、綺麗な輪郭で、広がりも十分過ぎるくらい。
ボアついた低音はスッキリ沈んで聴くことができますね。高音〜中音域はホントに細かい音もしっかり聴けます。
(できれば、音源はハイレゾにしましょうね。きちんと再現してくれますから〜)

ちなみに、今まで外でメインとして使っていた、UE Triple fi.10も音のメリハリのためにZEPHONE EU-15(Nashville)にリケーブル済み(これも”当たり”なケーブルですね)。

暫くこのまま様子見ですねぇ♪
良いですよ、「UE900」の音、まだまだ底知れず…ですね。

※UE900の試聴でライブ音源を聴いてみて下さい、是非!
 このイヤホンの底知れない能力の一端を感じることが出来ると思いますよ♪
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Luneの購入先

Luneの購入先を伺いたいです。
Amazonなどで購入なされたのならリンクをお願いします。マーケットプレイスで購入されたのなら販売店を。

どうしても、Luneにはモデルが多すぎて、分岐からケーブルの形が違ったりするので

あなたが買われたLuneと同じものが欲しいのでよろしくお願い申し上げます。

Re: Luneの購入先

ねすく様

Luneですが、非常に改良版が出やすい機種で、なかなか同じモノは見つかり辛いと思います。

Amazonで購入したモノなので、購入履歴からURlをお知らせします。
【SHURE用】Null Audio Studio 社 『 Lune 』 with ViaBlueプラグ SE535, SE425等 アップグレード Silver ケーブル (約1.2m, ブラック×ホワイト)
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%90SHURE%E7%94%A8%E3%80%91Null-Audio-Studio-Lune-Silver/dp/B005EEH3JS/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1396739378&sr=8-3&keywords=lune
プロフィール

KENZI0410

Author:KENZI0410
初めて触ったコンピュータはTRS-80。
初めて買ったコンピュータはPowerBook550c。
システムエンジニア。WEBデザインなどIT業にどっぷり浸かった人で、スイーツ、オーディオ好き。
Twitter:@Kenzi0410

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